医療用医薬品 高脂血症治療剤 『トライコア®カプセル67mg、100mg』の新発売について

2005年3月3日

帝人ファーマ株式会社

 帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大八木 成男)は、3月3日より『トライコア®カプセル67mg、100mg』(一般名:フェノフィブラート)の販売を開始致します。
フェノフィブラートは、1991年にグレラン製薬がフルニエ・ファルマ社から日本国内での独占的開発・製造・販売権を取得した高脂血症治療剤で、1999年より『リパンチル®』の製品名で、グレラン製薬、科研製薬の2チャネルにて販売しています。
帝人ファーマは、2004年4月にグレラン製薬と日本におけるフェノフィブラート新製剤(微粉化製剤)の販売提携契約を締結し、このたび、微粉化製剤の発売を機に、帝人ファーマが『トライコア®カプセル67mg、100mg』、グレラン製薬と科研製薬が『リピディル®カプセル67、100』という2ブランドで販売を開始することとしました。

 詳細は以下のとおりです。

フェノフィブラートについて

フェノフィブラートは、総合的に脂質代謝を改善する薬剤であり、強力な中性脂肪(トリグリセライド)の低下作用、HDLコレステロールの上昇作用とともに、総コレステロール、LDLコレステロールの低下作用も併せ持つことから、近年その重要性が提唱されているメタボリックシンドローム(*)に対して最適の薬剤と考えられます。

* メタボリックシンドローム
米国のガイドライン(NCEP-ATPⅢ)によると、腹部肥満、高トリグリセライド、低HDLコレステロール、高血圧、空腹時高血糖のうち3つ以上が集積した状態をメタボリックシンドロームといい、心血管イベントのリスクが高いとされている。現在、日本でもガイドラインの制定に向けて検討されている。

『トライコア®カプセル67mg、100mg』の特徴

原薬であるフェノフィブラートを微粉化して溶解性を改良し、吸収率を向上させた結果、現行製剤である「リパンチル®カプセル」と比較して2/3の投与量で治療が可能になりました。これにより血中濃度の個人差の軽減、および吸収に対する食事の影響の軽減などが期待でき、さらにカプセルの小型化により服用時のコンプライアンス(服用性)向上も期待できます。
なお、本微粉化製剤は米国を含む世界約80カ国で既に承認されています。

『トライコア®カプセル67mg、100mg』の売上目標

5~6年後に当社単独で約100億円(薬価ベース)の売上げを目標としています。

製品概要

製品名 医療用医薬品 高脂血症治療剤
『トライコア®カプセル67mg』(TricorR Capsule 67mg)
『トライコア®カプセル100mg』(TricorR Capsule 100mg)
一般名 フェノフィブラート (fenofibrate)
組成 1カプセル中フェノフィブラート(微粉化したもの)として67mg或いは100mgを含有する。内容物は白色から微黄白色の粉末。
効能・効果 高脂血症(家族性を含む)
用法・用量 通常、成人にはフェノフィブラート(微粉化したもの)として1日1回134mg~201mgを食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。1日201mgを超える用量を投与しないこと。
包装 100、140、500、700カプセル(67mg、100mg共通)
製造元 大正薬品工業株式会社
販売元 帝人ファーマ株式会社
発売日 2005年3月3日
薬価 67mg : 1カプセル42.10円
100mg: 1カプセル55.50円

以上

当件に関するお問合せ先

帝人株式会社 広報・IR室

宇佐美・西島
TEL: 03-3506-4055 FAX: 03-3506-4150