高脂血症治療剤「フェノフィブラート」の2型糖尿病患者を対象にした大規模臨床試験「FIELD」について

2005年10月6日

あすか製薬株式会社
科研製薬株式会社
帝人ファーマ株式会社

 11月14日、米国のダラスで開催される第78回米国心臓協会(American Heart Association)学術集会において、2型糖尿病患者を対象とした大規模臨床試験「FIELD」の結果が発表されますので、ご参考までにお知らせいたします。

大規模臨床試験「FIELD」について

(Fenofibrate Intervention&Event Lowering in Diabetes)

 本試験は2型糖尿病患者の血清脂質をフィブラート系高脂血症治療剤(微粉化フェノフィブラート)で是正することにより、心血管イベントを抑制できるかを検証するプロスペクティブスタディです。約1万例の2型糖尿病患者に対する大規模な脂質介入試験はフィブラート系薬剤で例がないこと、また登録患者の約 72%が「メタボリックシンドローム*」に該当することから、その結果が注目されています。 目 的: 2型糖尿病患者の血清脂質を微粉化フェノフィブラートで是正することにより、心血管イベントが抑制できるかを検証するプロスペクティブスタディ

対象: 2型糖尿病患者9,795例
方法:
観察期間: 5年以上
評価方法: 一次エンドポイント;冠動脈イベント
二次エンドポイント;心血管(心臓+脳)イベント

なお、試験計画の詳細については「Cardiovascular Diabetology(2004;3:9及び2005;4:13)」に登録症例の背景分析を含め掲載されています。

*メタボリックシンドロームについて
内臓脂肪の蓄積を背景に、高トリグリセライド・低HDL-コレステロール血症、糖代謝異常、血圧高値などの危険因子を合併する病態で、それぞれが軽度でも、合併することにより動脈硬化性疾患を発症する危険性が高くなることから、治療の対象として注目されています。

フェノフィブラートについて

 フェノフィブラートは総合的に脂質代謝を改善する薬剤であり、強力な中性脂肪(トリグリセライド)の低下作用、HDLコレステロールの上昇作用とともに、総コレステロール、LDLコレステロールの低下作用も併せ持っております。
本薬フェノフィブラートは、1991年にグレラン製薬*がフルニエ・ファルマ社より国内での独占的開発・製造・販売権を取得、2005年3月に「リピディルR」のブランド名でグレラン製薬および科研製薬より、「トライコアR」のブランド名で帝人ファーマより発売されております。
なお、本微粉化製剤は米国を含む世界約80ヶ国において既に発売をしております。*平成17年10月1日に、グレラン製薬と帝国臓器製薬株式会社は合併し、「あすか製薬株式会社」となりました。

販売展開について

本製剤は下表のとおり2ブランド3チャンネルにて販売展開しております。

販売会社 ブランド名
あすか製薬株式会社 リピディル®カプセル67,100
科研製薬株式会社 リピディル®カプセル67,100
帝人ファーマ株式会社 トライコア®カプセル67mg,100mg

【参考】

 詳しくは、FIELD Press Office Website(http://www.field-study.com)の「The FIELD Trial」の箇所をご参照ください。

以上

当件に関するお問合せ先

あすか製薬株式会社 法務広報部

小松 哲、益子 透
TEL: 03-5484-8366 FAX: 03-5484-8351