韓国における在宅医療事業の合弁会社設立について

2006年10月30日

帝人ファーマ株式会社

 帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大八木 成男)は、このたび在宅医療事業において、YUYU INC.(本社:韓国忠清北道、会長:柳 承弼)と韓国京畿道に酸素濃縮器などの販売を目的とする合弁会社を設立しました。 韓国では、本年11月より在宅酸素療法が健康保険の適用となり、自宅で使用可能な酸素濃縮器の需要が大きく増加することが見込まれています。また、同製品を提供する企業には、医療機器に対する厳しい品質管理のほか、在宅医療が円滑に実施されるための様々なサービスが求められています。両社は、このたびの合弁会社設立により、こうしたニーズにいち早く対応し、韓国における在宅医療のリーディングカンパニーを目指します。

詳細は下記のとおりです。

背景

  1. 日本では、在宅酸素療法は1985年から健康保険の適用となっており、酸素濃縮器の使用者数は現在13万人を超えると推定されています。
  2. 帝人ファーマ(2003年の設立以前は帝人株式会社)は、保険適用当初から20年以上にわたり、高い品質を持つ製品のレンタルと多様なサービスの提供により高い評価を得てきました。現在も酸素濃縮器市場において60%を越える高いシェアを維持しています。
  3. 一方、YUYU INC.は、韓国で主に呼吸器や骨領域における医家向け医薬品を製造・販売する製薬企業です。また柳会長は過去に韓国製薬協会会長を務めるなど、製薬業界で確固たる地位を築いています。
  4. 韓国では、今まで在宅酸素療法に健康保険が適用されていなかったため、使用者は酸素濃縮器のレンタル費用等を全額自費で負担してきました。こうした状況の中、両社は2001年に業務提携を開始し、同療法への健康保険適用の必要性を訴えてきましたが、本年の保険適用実現を受け、合弁会社を設立して本格的に市場の形成と拡大を目指すこととしました。

合弁会社の概要

  1. 社名: YUYU TEIJIN MEDICARE INC.
  2. 所在地: 韓国京畿道安養市
  3. 代表者: 代表取締役社長 柳 承弼(Yu Seungpil)
  4. 資本金: 20億ウォン(出資比率:帝人ファーマ50%、YUYU INC.50%)
  5. 設立時期: 2006年10月
  6. 売上目標: (2007年)1,200百万ウォン、(2010年)6,900百万ウォン

展開計画

  1. 酸素濃縮器等の製品は、帝人ファーマより供給します。
  2. 合弁会社は帝人ファーマから製品の販売ノウハウや整備技術の供与を受け、酸素濃縮器のレンタルおよび整備を韓国全土で展開します。

以上