2010年3月9日
帝人ファーマ株式会社
帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:西川 修)が自社創製した新規痛風・高尿酸血症治療剤「TMX-67」(開発コード、一般名:フェブキソスタット、欧州登録商標「ADENURIC」)について、欧州の導出先であるイプセン(Ipsen)社(本社:フランス・パリ)とそのサブライセンス先であるメナリーニ(Menarini)社(本社:イタリア・フィレンツェ)が、このたび欧州における販売を開始いたします。
「TMX-67」については、当社とイプセン社が、2003年7月に「TMX-67」について、東欧・ロシアを含む欧州全域における開発・販売契約を締結しました。その後、イプセン社が2008年4月に販売承認を取得し、2009年10月には「TMX-67」のような開業医向け製品の販売を得意とするイタリアの大手製薬会社であるメナリーニ社と独占的なサブライセンス契約を締結して、欧州での「ADENURIC」の販売開始を目指していました。
欧州での販売は、当面、フランスでの発売(3月8日)を起点に、イギリス(3月11日)、ドイツ(3月15日)、アイルランド(3月29日)の各国において販売を開始します。その後も、メナリーニ社が販売権を有するEU圏およびロシア以西の計41ヵ国において順次販売を開始する予定です。
「TMX-67」は、帝人ファーマが世界戦略製品として大型化を期待している薬剤で、ピーク時の売上高は欧州で400~600億円/年、全世界で1,000億円以上/年を目指しています。欧州以外では、米国で2009年3月に導出先である武田ファーマシューティカルズ・ノースアメリカ社が販売を開始しています。アジアでは、2009年6月に韓国の導出先であるSKケミカルズ社が販売承認を取得しており、2009年5月には台湾の導出先である台湾アステラス社と台湾における独占販売契約を締結しています。また、日本国内でも2009年12月に製造販売承認の再申請を行いました。
帝人ファーマでは、引き続き様々な地域において海外企業と連携することにより、順次販売エリアの拡大を進め、海外における事業基盤の強化を図ります。
※「ADENURIC」は帝人ファーマ株式会社の登録商標です。
以上
| 販売名 | ADENURIC(アデニュリック) |
|---|---|
| 一般名 | Febuxostat(フェブキソスタット) |
| 剤形 | 錠剤80mg、120mg |
| 効能・効果 | 尿酸沈着患者(痛風結節、痛風関節炎、またはそれらの既往を含む)における慢性高尿酸血症 |
| 用法・用量 | 推奨経口用量は80mg/日とし、2~4週後に治療目標尿酸値6mg/dLに達しない場合には、120mg/日の投与を考慮する |
痛風は尿酸結晶の沈着により激痛を伴う痛風関節炎の症状がよく知られていますが、血清尿酸値をコントロールせずに髙尿酸血症を放置すると、痛風結節、尿路結石を含む腎障害に進行していく慢性疾患です。痛風に伴う高尿酸血症の治療薬としては、主としてキサンチンオキシダーゼ(痛風の原因となる尿酸の生合成酵素)阻害剤が用いられていますが、現在、臨床使用されている薬剤は、約40年前に開発されたアロプリノールのみであり、臨床における薬剤選択の幅を広げるという意味からも新規薬剤の開発が望まれていました。
「TMX-67」は、これらの期待に応えるべく、帝人ファーマにおいて研究を重ねた結果見出された新規痛風治療薬です。アロプリノールとは全く異なる基本構造を有する世界初の非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ阻害剤であり、1日1回の服薬で尿酸低下作用を発揮します。
| 1)設立 | 1929年 |
|---|---|
| 2)本社所在地 | フランス パリ |
| 3)売上高 | 9.7億ユーロ(2008年) |
| 4)代表者 | 会長 兼 CEO Jean-Luc Bélingard |
| 5)従業員数 | 約4,200名 |
| 1)設立 | 1886年 |
|---|---|
| 2)本社所在地 | イタリア フィレンツェ |
| 3)売上高 | 26.3億ユーロ(2008年) |
| 4)代表者 | 会長 兼 CEO Dr. Alberto Aleotti |
| 5)従業員数 | 約12,900名 |
当件に関するお問合せ先
帝人株式会社 広報・IR室
[東京] (03)3506-4055
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