2010年4月1日

中国・香港における新規痛風・高尿酸血症治療剤の販売契約締結について

帝人ファーマ株式会社
アステラス製薬株式会社

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川 修、以下「帝人ファーマ」)と、アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:野木森 雅郁)の100%子会社であるアステラス製薬(中国)有限公司(本社:中国・瀋陽、以下「アステラス中国」)および香港アステラス製薬有限公司(本社:香港・九龍、以下「香港アステラス」)は、このたび、新規痛風・高尿酸血症治療剤である「TMX-67」(開発コード、一般名:フェブキソスタット)について、中国・香港における独占販売契約をそれぞれ締結しました。

本契約により、帝人ファーマはアステラス中国と香港アステラスに対し、中国・香港それぞれにおける本剤の独占的販売権を供与し、発売後は製品供給を行います。アステラス中国は、帝人ファーマと共同で中国における開発および輸入承認取得手続きを行い、2014年度までの上市を目指します。なお、販売はアステラス中国が行いますが、帝人ファーマも上海における共同プロモーションの権利を有します。一方、香港アステラスは、香港での輸入販売承認取得手続きを行い、2011年度までの上市を目指します。また、帝人ファーマはこれらの対価として、アステラス中国と香港アステラスよりそれぞれ契約締結時一時金、および売上高のマイルストンに応じた一時金を受け取ります。

「TMX-67」は、帝人ファーマが研究を重ねて創製した世界初の非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ*阻害剤です。現在、同酵素の阻害剤で痛風や高尿酸血症の治療剤として臨床使用されている薬剤は、約40年前に開発された治療薬のみであり、薬剤選択の幅を広げるという意味から新規薬剤の開発が望まれていました。本剤は強力な尿酸生成抑制効果に加え、腎機能低下などにより既存治療薬を使うことのできなかった患者さんも使用が可能であり、様々な病態の患者さんに対する有用性が示されています。中国・香港における痛風・高尿酸血症治療の新たな選択肢として、約350万人といわれる痛風・高尿酸血症の患者さんのQOL(Quality of Life)向上に貢献できるものと期待しています。

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    キサンチンオキシダーゼ:痛風の原因となる尿酸生成合成酵素。

帝人ファーマは、このたびの契約締結を契機として、中国・香港での事業拡大を一層推進していきます。さらに、今後も様々な地域で海外企業と連携することにより、順次販売エリアを拡大して海外事業基盤の強化を図り、「TMX-67」を全世界の患者の皆さんに広く使っていただくことができる世界戦略商品として育成していきたいと考えています。

また、アステラス製薬は、アジアの主要国で既に事業基盤を確立しており、特にアステラス中国では年10%以上の成長を遂げていますが、中国・香港で「TMX-67」を導入することにより、さらなる事業拡大を図っていきたいと考えています。

以上

当件に関するお問い合わせ先

帝人株式会社 広報・IR室 03-3506-4055

アステラス製薬株式会社 広報部 03-3244-3201