2011年7月28日

新規痛風・高尿酸血症治療剤 フェブキソスタット(febuxostat)の韓国での販売開始について

帝人ファーマ株式会社

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荒尾 健太郎)が自社創製した新規痛風・高尿酸血症治療剤 フェブキソスタット(開発コード:TMX-67)について、韓国の導出先であるSKケミカル社(本社:韓国 ソンナム市、代表者:Chang-geun Kim)が、7月18日より販売名「FEBURIC®」として韓国での販売を開始しました。

当社はSKケミカル社と、2004年7月に韓国におけるフェブキソスタットの独占的な開発・販売契約を締結し、2009年6月にはSKケミカル社が、韓国食品医薬品安全庁より「痛風患者における慢性的高尿酸血症治療剤」として販売承認を取得していました。 

フェブキソスタットは、帝人ファーマが世界戦略製品として大型化を期待している薬剤です。既に、海外導出先企業を通じて、2009年3月以降、米国・カナダ(販売名 ULORIC®)および欧州9カ国(フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、スペイン、イギリス、オーストリア、キプロス:販売名 ADENURIC®)で販売しており、日本においても今年5月より販売を開始しています(販売名 フェブリク®)。さらに、中国・香港・メキシコ・中東・北アフリカなど、その他の世界各国でも独占販売契約を締結しており、今後も引き続き様々な地域において、海外企業との連携を通じて販売エリアを拡大していきます。

フェブキソスタットについては、こうしたグローバル展開を進めることにより、海外導出先企業での売上高を含め、全世界で年間1,000億円以上の売上高を目指すとともに、日本発の世界戦略製品として大型化を期待しています。

製品概要

販売名 FEBURIC®(フェブリク)
一般名 フェブキソスタット(Febuxostat)
剤形 錠剤80mg フィルムコート割線錠
効能・効果 痛風患者における慢性的高尿酸血症
用法・用量 40mgあるいは80mgを1日1回服用

以上

当件に関するお問い合わせ先

  • 報道関係のお問い合わせ
    帝人株式会社 広報・IR室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763
  • その他のお問い合わせ
    帝人ファーマ株式会社 学術情報部 03-3506-4053

フェブキソスタットについて

フェブキソスタットは、帝人ファーマが自社創製した痛風・高尿酸血症治療剤で、世界初の非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ(尿酸生成をつかさどる酵素)阻害剤です。同酵素の阻害剤としては、40年来、アロプリノールが臨床使用されてきましたが、本剤はアロプリノールとは異なる新しい作用機序を有しており、1日1回の服用で血中尿酸値を治療目標値まで強力に低下させ、長期に維持します。また、腎機能が軽度から中等度低下した患者さんにも、用量調節せずに服用いただくことが可能で、使いやすい薬剤となることを期待しています。

高尿酸血症について

我が国において「高尿酸血症」とは、血中尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態と定義されています。一般的に「痛風」として知られる痛風関節炎・痛風結節などの疾患や尿路結石などの原因になるだけでなく、放置すると腎機能が低下することが知られています。また、最近の研究では、メタボリックシンドロームや高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、心血管系疾患など様々な疾患との関連性が高いという報告が増えており、治療や対策の重要性が高まっています。

近年のライフスタイルや社会環境の変化により、患者数は増加傾向にあり、国内の潜在患者数は1,600万人にのぼると推定されています。また、成人男性における高尿酸血症の有病率は、30歳以上で30%に達するとも言われています。

SKケミカル社について

韓国の三大グループの1つであるSKグループの系列会社。親環境化学製品・トータルヘルスケアなどの事業を展開。

本社所在地 韓国 ソンナム市
売上高 13,345億ウォン(2010年度)
代表者 Chang-geun Kim
従業員数 1,492名(2010年度末)