2011年9月22日

高脂血症治療剤「トライコア®錠53.3mg、錠80mg」 薬価基準収載のお知らせ

帝人ファーマ株式会社

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荒尾 健太郎)は、高脂血症治療剤「トライコア®錠 53.3mg、80mg」(一般名:フェノフィブラート)が9月22日、薬価基準に収載されましたことをお知らせ致します。本剤は、新たな製剤技術を用いてカプセルから錠剤に剤形を変更致しました。なお、本剤の発売は本年12月19日を予定しております。

トライコア錠の特徴

  1. フェノフィブラートを固体分散体化し、溶出性を向上させることにより吸収性を高める技術の開発に成功しました。
  2. 本技術によりフェノフィブラートの用量が低減された小型の錠剤とすることができ、服薬コンプライアンスの向上が期待できます。

フェノフィブラートについて

フェノフィブラートは、総合的に脂質代謝を改善するフィブラート系薬剤であり、強力な中性脂肪(トリグリセライド)の低下作用、HDLコレステロールの上昇作用とともに、総コレステロール、LDLコレステロールの低下作用も併せ持っております。なお、フェノフィブラート製剤のエビデンスとして2型糖尿病患者を対象とした臨床試験であるDAIS(2001年発表)、FIELD(2005年発表)、ACCORD(2010年発表)において心血管疾患への有効性と安全性が認められております。

薬価

薬価基準収載名 薬価(1錠)
トライコア®錠 53.3mg 33.40円
トライコア®錠 80mg 43.60円

以上

当件に関するお問い合わせ先

帝人株式会社 広報室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763

参考資料

トライコア(一般名:フェノフィブラート)について

2004年4月にグレラン製薬(現・あすか製薬)と日本における微粉化フェノフィブラートの販売提携契約を締結し、2005年3月より当社から「トライコア」のブランド名で、あすか製薬および科研製薬からは「リピディル」のブランド名で発売している高脂血症治療剤です。

当社の代謝・循環器系領域における取り組みについて

  1. 高血圧や糖尿病などを診療する代謝・循環器系領域の医薬品として、動脈硬化性疾患のリスクを高めるメタボリックシンドロームや糖尿病の重要な治療ターゲットである高トリグリセライド血症を改善する「トライコア®」や「ソルミラン®」、狭心症や心筋梗塞の冠動脈を広げる作用を持つ経皮吸収型テープ剤「アンタップ®」などがあります。
  2. その他の代謝・循環器系領域の薬剤としては、当社が自社創製した痛風・高尿酸血症治療剤「フェブキソスタット(一般名)」を、世界戦略製品として大型化することを期待しています。既に、海外の導出先企業を通じて、2009年3月以降、米国・カナダ・欧州9カ国および韓国にて販売を開始しており、日本においても2011年5月より販売を開始しています。
    さらに、中国・香港・メキシコ・中東・北アフリカなど、その他の世界各国でも独占販売契約を締結しており、こうしたグローバル展開を進めることで、2014年度までには世界約60カ国での上市を目指し、海外導出先企業での売上高を含め、全世界で年間1,000億円以上の売上高を目指しています。