2011年12月16日

高脂血症治療剤「トライコア®錠53.3mg、錠80mg」を発売

帝人ファーマ株式会社

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荒尾 健太郎)は、12月19日に、高脂血症治療剤「トライコア®錠53.3mg、錠80mg」(一般名:フェノフィブラート)を発売します。

フェノフィブラートは、中性脂肪(トリグリセライド)の低下作用、HDLコレステロールの上昇作用とともに、総コレステロール、LDLコレステロールの低下作用を持ち、総合的に脂質代謝を改善するフィブラート系薬剤です。また、フェノフィブラートは、2型糖尿病や、近年対策の重要性が指摘されているメタボリックシンドロームを合併している高脂血症に対し、優れた有効性を示すことも確認されています。

このたび発売する「トライコア®錠」は、製剤化技術の改良によって吸収性を高めることで、主薬であるフェノフィブラートの用量を従来のカプセル剤の4/5に低減しています。これにより、カプセル剤から小型の錠剤への剤形変更が可能となり、これまで以上に患者さんの服薬コンプライアンスを向上させることが期待されます。

当社は、「トライコア®錠」を通じて、動脈硬化性疾患、メタボリックシンドロームなど高脂血症に起因する病態の治療に貢献して参ります。

以上

当件に関するお問い合わせ先

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    帝人株式会社 広報・IR室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763
  • その他のお問い合わせ
    帝人ファーマ株式会社 学術情報部 03-3506-4053

製品概要

製品名 トライコア®錠53.3mg、錠80mg
一般名 フェノフィブラート
用法・用量 通常、成人にはフェノフィブラートとして1日1回106.6mg~160mgを食後経口投与する。なお、年齢・症状により適宜減量する。1日160mgを超える用量は投与しないこと。
効能・効果 高脂血症(家族性を含む)
製造販売承認日 2011年3月30日
薬価 53.3mg錠:33.40円、80mg錠:43.60円
製造販売元 アボット ジャパン株式会社
販売元 帝人ファーマ株式会社

代謝・循環器系領域における当社の取り組みについて

  1. 高血圧や糖尿病などを診療する代謝・循環器系領域の医薬品として、動脈硬化性疾患のリスクを高めるメタボリックシンドロームや糖尿病の重要な治療ターゲットである高トリグリセライド血症を改善する「トライコア®」や「ソルミラン®」、狭心症や心筋梗塞の冠動脈を広げる作用を持つ経皮吸収型テープ剤「アンタップ®」などがあります。
  2. その他の代謝・循環器系領域の薬剤としては、当社が自社創製した痛風・高尿酸血症治療剤「フェブキソスタット」(一般名)があり、世界戦略製品として大型化することを期待しています。既に海外の導出先企業を通じて、2009年3月以降、米国、カナダ、欧州9カ国および韓国で販売を開始しており、日本においても2011年5月より販売を開始しています。さらに、中国、インド、メキシコ、中東、北アフリカなど、世界各国で独占販売契約を締結しており、こうしたグローバル展開を進めることで、2014年度までには世界約60カ国での上市、海外導出先企業の売上高を含め、全世界で年間1,000億円以上の売上高を目指しています。