2012年4月2日

97%の症例で治療目標値を達成 高尿酸血症治療剤「フェブリク®錠」が長期処方可能になりました

帝人ファーマ株式会社

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荒尾 健太郎)が昨年5月より販売している高尿酸血症治療剤「フェブリク®錠」(一般名:フェブキソスタット)について、発売後の市販直後調査などで安全性が確認され、4月1日より長期処方*が可能となりました。

  • *
    長期処方:医薬品の処方可能期間は、薬価基準収載後1年間は最大14日と制限されており、1年を過ぎると14日を超える長期処方が可能となる。

「フェブリク®錠」は、世界で40年ぶりとなる新規尿酸生成抑制薬で、血中尿酸値を治療目標値である6.0mg/dL以下まで低下させ、長期に維持できることが数々の臨床試験によって証明されています。また、日本で初めて高血圧などの合併症の有無に制限されない、「高尿酸血症」を適応症に持つ薬剤であり、幅広い患者さんに服用いただくことが可能です。既に、日本を含めた19カ国(米国、カナダ、欧州15カ国、韓国、日本)で販売を開始しており、さらに、中国、インド、メキシコ、中東、北アフリカなど、世界各国で独占販売契約を締結しています。こうしたグローバル展開を進めることで、2014年度までには世界約60カ国での上市、全世界で年間1,000~1,600億円の売上高(海外導出先の売上高を含む)を目指しています。

国内では、昨年5月の発売以降、「フェブリク®錠」の実臨床における使用経験が着実に蓄積されており、尿酸値が十分低下せずに痛風発作を繰り返していた症例において、「フェブリク®錠」に切り替えることで、尿酸値を治療目標値である6.0mg/dL以下まで低下させ、観察期間中に痛風発作も起きていないと報告されています*1。また、循環器疾患や慢性腎臓病などの合併の有無や、併用する降圧薬の種類にかかわらず、血中尿酸値を低下させ、97%の症例で血中尿酸値6.0mg/dL以下を達成したことが報告されています*2

  • *1
    日高雄二:第45回日本痛風・核酸代謝学会総会 プログラム・抄録集:94,2012
  • *2
    平光伸也ほか:血圧19(4):395-402, 2012

このたびの長期処方解禁により、高尿酸血症治療の新しい選択肢として、患者さんのQOL(Quality Of Life)向上にさらに貢献できるものと期待しています。

高尿酸血症について

高尿酸血症は、「痛風」として知られる痛風関節炎や痛風結節などの原因となるだけでなく、腎機能低下やメタボリックシンドローム、動脈硬化、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞など、様々な疾患との関連性が高い疾患で、近年、治療や対策の重要性が指摘されています。また、食生活やライフスタイルなどの環境変化に伴って、患者数も増加傾向にあり、国内の潜在患者数は1,600万人にのぼると推定され、30歳以上の成人男性における高尿酸血症の有病率は30%に達するとも言われています。

当件に関するお問い合わせ先

  • 報道関係のお問い合わせ
    帝人株式会社 広報・IR室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763
  • その他のお問い合わせ
    帝人ファーマ株式会社 学術情報部 03-3506-4053