2013年12月24日

中国・韓国における在宅医療普及プロジェクトについて

帝人ファーマ株式会社

帝人ファーマ株式会社は、長崎大学と共同で、中国と韓国における呼吸リハビリテーション(以下、呼吸リハビリ)を通じた在宅医療の普及に取り組んでいます。この取り組みは、安倍政権が成長戦略の1つに掲げる「日本の医療の国際展開」の一環として、経済産業省が支援する「平成25年度医療機器・サービス国際化推進事業」にも採択されているものです。


世界における死亡原因の第3位とされているCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療には、患者にかかる経済的・社会的負担の観点から、在宅で酸素濃縮装置などを利用する「在宅医療」が望ましいとされています。すでに日本では在宅医療が広く普及しており、約16万人の患者が治療を受けていますが、中国および韓国では福祉政策や保険制度が整備途上にあり、在宅医療の普及の遅れが課題となっています。こうした中、呼吸リハビリに関して多くの実績を有する長崎大学と、COPDなどの呼吸器系疾患治療に使用される在宅医療機器のリーディングカンパニーである当社が共同で取り組む当プロジェクトは、中国・韓国において呼吸リハビリを普及させ、将来的な在宅医療市場の創造を図るものです。


すでに、中国・韓国における呼吸リハビリの啓発・普及、および知識・技術の向上を図るべく、9月より現地の医師や理学療法士を対象に、呼吸リハビリの対象となる疾患の病態や療法などに関する研究会やセミナーを学会との連携により開催しており、これまでに延べ約120名が参加しています。


今後も、医学面での学術交流や技術指導などの人材交流、在宅医療推進という政策交流など、単なる「モノ」の提供に留まらず、多様な側面を持つプロジェクトとして、中国・韓国における呼吸リハビリおよび在宅医療の普及に向けた取り組みを推進し、将来的には、両国における在宅医療市場の拡大に結びつけたいと考えています。


「国際呼吸リハビリテーションフォーラム」を開催します

日時 2014年1月12日(日)~14日(火)
場所 長崎大学・文教キャンパス 文教スカイホール(長崎市文教町1-14)
内容 日・中・韓各国の呼吸リハビリテーションの現状や課題に関して、日本における呼吸器疾患治療の第一人者である福地義之助氏(順天堂大学教授)や千住秀明氏(長崎大学教授)をはじめとする著名な医師の講演や討議を実施します。また、加えて、長崎の呼吸リハビリテーション施設の見学も実施します。

※ 当フォーラムの取材をご希望の場合は、2014年1月10日(金)までに下記までご連絡ください。

本件に関するお問合せ先/取材のお申込み先

帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 [東京](03)3506-4055 [大阪](06)6268-2763