2011年3月17日
在宅酸素療法用医療機器・人工呼吸器をお使いの患者様・ご家族の皆様・医療関係者様へ(2011年3月31日更新)
帝人ファーマ株式会社
帝人在宅医療株式会社
このたびの「東北地方太平洋沖地震」で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。弊社としましては全力を尽くして可能な限りの支援を継続しております。
東北地方太平洋沖地震の被災地ならびに計画停電地域の患者様への対応
被災地で弊社機器・サービスをご利用いただいている患者様の安否確認
- 3/11地震当日より、震度5弱以上の地域にお住まいの患者様 約25,000人、全員に安否確認の電話をおかけしており、通信事情が極めて悪い中、3/22までに9割強の患者様と、3月31日時点で99.8%の患者様と連絡が取れ、停電状態などを確認して対応しております。
被災地の患者様への現地対応
- 全国より応援の社員を投入し、現地営業社員と共に患者様対応に全力を尽くしております。
- 自宅から避難所や近隣地域に避難されている患者様についても対応を行っております。
- 弊社機器・サービスをご利用いただいている患者様以外でもお困りの患者様には機器提供含め対応を行っております。
- 電話がつながりにくい状況は解消されてきておりますが、引き続き、コールセンター人員を増強して対応しております。
被災地ならびに計画停電地域に向けた物資支援搬送状況(3月末現在)
酸素濃縮装置の故障・損傷や停電時及び避難所等への移動に対して必要となる携帯用酸素ボンベ、電源のある避難所等で使用や、故障機台と交換するのに必要な酸素濃縮装置などの物資を被災地に向けてお届けしました。
計画停電地域において、在宅酸素療法の患者様には最大3時間の停電に対応するための携帯用酸素ボンベや、在宅人工呼吸療法24時間処方の患者様には、非常用バッテリーが必要となります。 被災地ならび計画停電地域に下記のように追加手配しました。
- 携帯用酸素ボンベ 約17,000本
- 酸素濃縮装置 約600台
- 全国からの応援部隊 延べ500名
- 在宅人工呼吸器24時間処方使用者用 非常用バッテリー 計284台
- ※
2011年3月23日放送の「NHK News Watch 9」で被災地の患者様宅を訪問して酸素濃縮装置や携帯用酸素ボンベをお届けする、弊社の取組みが紹介されました。
今後の対応とお願い
今後の対応
今後も被災地での患者様支援を継続するとともに、計画停電地域の患者様にも不安なくお過ごしいただけるように努めてまいります。
お願い
ご自宅から避難される場合は、担当営業所に避難先をご連絡くださいますようお願いいたします
弊社お問合せ
- 全国より応援の社員を投入し、現地営業社員と共に患者様対応に全力を尽くしております。 各地域の担当営業所にご連絡をお願いします。
- ※
他の営業所にご連絡の場合、対応までの時間が長くなる可能性があります。
- ※
電話がつながりにくいなどの場合は、以下のリンクからお問い合わせフォーム(メール)にてお送り下さい。
メール本文に必ずおかかりつけ医療機関名とご使用の機器(酸素濃縮装置、人工呼吸器)を記載下さい。
計画停電に関連するお知らせ
計画停電の情報
東北電力・東京電力による計画停電が発表されています。各電力会社のホームページまたは、お住まいの市町村のホームページなどから、計画停電の状況をご確認ください。
計画停電時の対処に関する情報
- 厚生労働省からの関連通達
- 「東京電力株式会社による計画停電に係る人工呼吸器等使用の在宅療養患者に対する注意喚起について(依頼4)」(3月25日)(PDF:1240KB)
- 「東京電力株式会社による計画停電に係るカスタマーセンターの設置について」(医政局指導課)(3月16日)(PDF:46KB)
- 「東京電力株式会社による輪番停電に係る在宅医療機器使用患者の対応について」(医政局経済課)(3月13日)(PDF:116KB)
- 「東京電力株式会社による輪番停電に係る医療機関の対応について」(医政局指導課)(3月13日)(PDF:87KB)
- 「東北電力株式会社による計画停電に係るコールセンターの設置について」(医政局指導課)(3月16日)(PDF:20KB)
- 「東北電力株式会社による計画停電に係る医療機関の対応について」(医政局指導課) (3月14日)(PDF:87KB)
- 「東北電力株式会社による計画停電に係る在宅医療機器使用患者の対応について」(医政局経済課)(3月14日)(PDF:142KB)
- 在宅で人工呼吸をご使用いただいている患者様関連
厚生労働省より相談窓口設置の通達が出ています。
- 在宅酸素療法機器を使用している患者様関連
日本呼吸器疾患患者団体連合会よりメッセージが出ています。