創薬、市場開拓、新たな事業モデルの確立…
先人たちが築いた多大な実績を橋頭堡に、
グローバル・スペシャリティ・ヘルスケアカンパニーとして、着実な発展を目指します。
医薬品事業と在宅医療事業がクロスオーバーを開始
帝人ファーマは「医薬品事業」と「在宅医療事業」の両輪で成長してきた企業です。「骨・関節系」「呼吸器系」「代謝・循環器系」を重点領域として、「医薬品事業」では、特に「骨・関節系」において市場を牽引する実績を上げてきました。また「在宅医療事業」においては「在宅酸素療法」と「睡眠時無呼吸症候群治療器(CPAP)」による新たな在宅医療サービスを開拓し、国内ではトップシェアを誇っています。
こうした両事業・各領域がいま、相互に活発な連動を始めています。一例として、2011年上市の高尿酸血症治療剤 フェブリク®とCPAPは共に、代謝・循環器系疾患(メタボリックシンドローム)の治癒を目指しており、両事業のMRが連携をとりながら市場拡大に取り組んでいます。また、海外展開において「在宅医療事業」のマーケティングで築いた欧米・アジアにおける展開網が、医薬品の販売だけではなく医薬品の製造、新薬の導入や研究開発のチャネルとして活用されようとしています。
帝人ファーマは「医薬品事業」と「在宅医療事業」を有しているユニークな製薬企業です。両事業の新たな有機的な結びつきは、ビジネスのプラットフォーム共有化をもたらし、人材戦略や販売戦略で大きな相乗効果を産み始めています。

成長発展期の“その先”まで視野に入れる
各事業のコラボレーションによる活性化に加えて、いま帝人ファーマを強く成長基調に押し上げているのが、次々と上市される新薬です。2010年に上市の変形性膝関節症の疼痛緩和剤 サイビスク®や先ほど紹介したフェブリク®は、多くの医療関係者、そして患者の皆様から発売が期待されていました。自社開発新薬のフェブリク®に関しては2015年までに60カ国での上市を目指しています。
また「在宅医療事業」においては、国内ではこれまでの呼吸器領域に加え、代謝循環器領域に新たな市場を開拓中であり、海外においては欧米で質の高い在宅医療の提供、アジアでは在宅医療の普及に力を入れています。
こうした豊富なパイプラインにより、2020年前後までの経営ロードマップでは着実な成長基調が描けています。しかし、そこに私たちは安住していません。今日の発展の礎を先人たちが築いたように。私たちには2020年以降の発展の礎を築いていく責任があります。さらなる画期的な新薬を目指した創薬、そのための内外の学究機関や他社との共同研究、新規導入品の確保に今後とも注力を続けるのは言うまでもありません。さらに、「医薬品事業」と「在宅医療事業」の両事業に加え、「リハビリテーション」や「介護事業」まで、患者の皆様を取り巻く医療のあらゆる場面に事業ドメインを広げていく構想を着々と進めています。25年前に帝人の社内ベンチャーとしてスタートした帝人ファーマには、今もベンチャーマインドが脈々と流れているのです。
