家庭と仕事を両立できる。だからこそ、
患者さんとしっかり向き合える。

大橋 浩恵

東京支店 多摩西営業所 ナース職
2014年入社

なぜ帝人ヘルスケアを選んだのですか?

患者さんに、
長く深く、寄り添うために。

看護学校を卒業後、16年ほど看護師として勤務していました。やがて、患者さんと長く寄り添う形で働きたいと思うようになり、訪問看護の仕事へ。やりがいはありましたが、子育てとの両立に苦労するようになりました。

そんな時に見つけたのが帝人ヘルスケアです。仕事と家庭を両立しながら、患者さんと人としてのつながりをしっかり持つことができるのが魅力でした。機器を導入していただいた患者さんとは、時にはお看取りまでお付き合いさせていただくケースもあります。一人ひとりの患者さんと長く深い関係を築けるのが、この仕事の魅力です。

どんな仕事をしていますか?

入院中から、医療機器の導入後まで、
患者さんを手厚くサポート。

入院から在宅医療に移行する患者さんやそのご家族への事前説明、機器導入後のフォロー、地域の訪問看護師やケアマネージャー、ヘルパーの方との連携体制を整えることなどが仕事です。看護師の資格を持ちますが、医療行為を行うことはありません。

在宅医療に移行する患者さんには、使い始めがスムーズになるよう、入院中から訪問を開始。まずは顔を覚えていただきながら、機器の使用方法を説明します。導入後のフォローでは患者さんのご自宅を訪問し、機器が指導に沿って使われているかを確認します。フォロー時に得た情報は、営業担当を介してドクターにも共有しています。

また、患者さんには訪問看護師やケアマネージャーの方が付いていることがあります。そうした地域の医療・介護スタッフとも連携して患者さんを支えるために、勉強会などを開催し、機器について知っていただく機会を設けています。

印象に残っている仕事は何ですか?

言葉が伝わらない不安を、
勉強会を通じて解消。

中国人のご夫婦を担当した時のこと。患者さんであるご主人がALS(※)を発症していたため、自ら機器の装着やお手入れができないのはもちろん、そもそも日本語や英語でのコミュニケーションが難しい状況でした。中国語を話せる上司にも同行してもらいましたが、なかなかうまく伝わりません。

そこで、その患者さんの訪問看護師やヘルパーのみなさんを交えて勉強会を行い、強い連携体制を整えました。勉強会では、患者さんご自身をモデルに使用方法を説明。機器の実物に見たり触れたりする機会を通じて、ご夫婦にも理解を深めていただけたのです。

実は入社当初、看護師でありながら体調チェックもできないことに戸惑いを感じていました。けれどこの出来事をきっかけに、患者さんの不安を取り除き、安心して療養できる環境をつくっていくこともまた、看護師として貢献できることの一つだと気づかされました。

※ALS(筋萎縮性側索硬化症):運動神経の障害により、体を動かすのに必要な筋肉が徐々にやせて力がなくなっていく病気

INTERVIEW

朝日 唯

神奈川支店 厚木営業所 ナース職
2014年入社