一人ひとりの患者さんと、
一歩一歩、信頼を深める。

鈴木 翼

東東京支店 多摩東営業所 在宅ケア職
2005年入社

どんな仕事をしていますか?

患者さんのご自宅に伺い、
在宅医療をサポート。

在宅医療機器の設置、使い方のフォロー、定期点検などを手がけています。日によって違いはありますが、1日に訪問する患者さん宅は5件ほど。自宅療養を始める患者さんに向けて、ご自宅に機器の設置を行なったり、フォローの際には使用に不安を感じていないか確認したりと、さまざまな役割をこなします。また、半年に一度は定期点検があり、少なくともそのタイミングでは担当しているすべての患者さんとお会いすることができます。月に約40件はそのような定期点検です。

通常はアポイントを取って訪問しますが、ドクターから急な呼び出しを受けることもあります。医療に関わる仕事ですから、予期せぬ事態にもすばやく対応することが非常に重要。常に柔軟に動けるよう予定を組んでいます。

どんな時にやりがいを感じますか?

地道なコミュニケーションが実り、
信頼関係を築けた嬉しさ。

患者さんが10名いらっしゃれば、対応の仕方も10通りです。中には、機器の使用になかなか慣れることができない患者さんもいらっしゃいます。このような時には、1回ですべて説明をしようとせず、患者さんやご家族のペースに合わせて段階を踏むようにしています。また、「よく知らない人間を自宅に上げたくない」という患者さんの場合は、地道に訪問を重ねることで信頼関係を築いていきます。最初はそっけなかった患者さんが、やがて心を開いて「おかげで安心して暮らせます」とおっしゃった時などは、とてもやりがいを感じます。

仕事で心がけていることは何ですか?

どんな仕事も、一人では決して成立しません。営業、ナース、事務、そして私たちケア職が緊密に連携し、補い合うことで、初めて患者さんと向き合えるのだと感じています。患者さんを訪問した際に気づいたことがあれば営業担当を介してドクターに伝えてもらうなど、チームとして患者さんを支えることを強く意識しています。

また、私はいつも、「もしも自分の家族が患者だったら、自分はケア職に、どんな対応をしてほしいと思うだろう」と考えています。そのたびに「よりきめ細やかな対応をしなければ」と身が引き締まりますね。

INTERVIEW

中泉 秀

神奈川支店 横浜北営業所 在宅ケア職
2006年入社