飛行機を利用して旅行・出張先などでCPAP装置をご使用になる方へ
飛行機を利用して旅行・出張先などでCPAP装置をご使用になる場合は、事前に主治医に相談し、必要な資料等のご準備をお願い致します。
また、ご自宅でお使いのCPAP装置一式(本体・マスク・チューブ・電源コード)をご持参ください。
以下に、必要な資料および注意点などをまとめていますので、ご確認ください。
国内の場合
飛行機にご搭乗の際は、手荷物として機内に持ち込んでください。詳細は、各航空会社のホームページを事前にご確認ください。
- 主な航空会社
全日空(ANA) 「睡眠時無呼吸症候群(CPAPご利用)のお客様」
睡眠時無呼吸症候群(飛行機でのCPAPご利用)のお客様 | Service & Info | ANA日本航空(JAL) 「睡眠時無呼吸症候群のお客さま」
睡眠時無呼吸症候群のお客さま(お手伝いを希望されるお客さまへのご案内) - JAL
海外の場合
弊社では海外での故障時の対応、消耗品の供給等のサポートはしておりませんので、予めご了承ください。
航空会社へ事前の確認
- 主治医の診断書
航空会社によっては主治医の診断書が必要な場合がございますので、利用される航空会社へ事前にご確認ください。 - CPAP装置を機内持ち込み・ご使用について
機内でのCPAP装置の使用可否に関わらず、CPAP装置は手荷物として持ち込んでください。
機内でCPAP装置を使用する場合は、機内(座席)の電源の使用可否は航空会社によって異なりますので、利用される航空会社に事前にご確認ください。
電源について(渡航先でご使用になる場合)
CPAP装置の本体及びAC電源アダプタは100-240Vに対応していますが、一部のCPAP装置のAC電源コードについては、日本の規格に合わせ125Vまでの仕様になっています。
海外でCPAP装置を使用される場合は、渡航される地域の電源の電圧、プラグ形状に対応した、市販のAC電源コード(又は変圧器)及び変換プラグを、必要に応じご準備ください。
- 変圧器をご使用の場合は、トランス型をお選びください。
- 変圧器の容量は一般的な目安として、モーター仕様の製品は消費電力の3倍、熱器具は消費電力の2倍必要とされています。詳しくは家電量販店等にご相談ください。
- CPAP装置本体はモーター仕様の製品に、専用加湿器は熱器具に該当します。
- CPAP装置本体及び専用加湿器の消費電力については、それぞれの取扱説明書の「主な仕様」でご確認ください。
AC電源コード/変圧器 | プラグ | |
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スリープメイト11 | 必要 | 必要 |
スリープメイトAirMini | 不要 | 必要 |
スリープメイト10 | 必要 | 必要 |
CPAP装置説明資料
渡航先の空港や航空会社等からCPAP装置の説明を求められる場合がございます。以下の資料を必ずご持参ください。
- (1)
- Travel Compliance Letter for ResMed Therapy Devices(製造販売業者/選任製造販売業者:レスメド株式会社)
機内に持ち込み可能な機種名が記載された資料(4ページ)です。
ResMedのホームページよりダウンロードしてご持参ください。
URL:Travel Compliance Letter
- (2)
- 英語の取扱説明書
製品名 | 説明資料 | |
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スリープメイト11 | User Guide (英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語) |
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スリープメイトAirMini | User Guide (英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・中国語・マレー語・日本語) *CPAP装置に同梱されている取扱説明書は、多言語になっておりますのでお手持ちの取扱説明書をご持参ください。 |
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スリープメイト10 | User Guide (英語・中国語) |
製品名 | 説明資料 | |
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ドリームステーションAuto | Philipsのホームページよりご確認ください。 「dreamstation auto cpap user manual 」で検索 |
参考情報
- 各航空会社は通常、米国航空局(FAA)の基準を満たしたCPAP装置の機内持ち込みを許可しています。基準を満たした装置は、本体裏面に航空機のマークが表示されています。
※テイジンのCPAPには全てこのマークがあります。