2018年3月26日

高尿酸血症・痛風治療剤「フェブキソスタット」が「大河内記念賞」を受賞!

帝人株式会社
帝人ファーマ株式会社

 帝人ファーマ株式会社が創製した高尿酸血症・痛風治療剤「フェブキソスタット」(一般名、日本販売名「フェブリク®錠」)が、「第64回(平成29年度)大河内記念賞」を受賞しました。

受賞テーマ 高尿酸血症・痛風治療薬「フェブキソスタット」の創製
受 賞 者 代表研究者:近藤 史郎(帝人株式会社 技術特別参与)
共同研究者:笠原 義典、塩原 一隆、渡辺 兼三、加藤 喜章

 「大河内賞」は、故 大河内 正敏 博士の功績を記念して、公益財団法人大河内記念会が日本における生産工学、生産技術の研究ならびに高度生産方式の実施等における卓越した業績を表彰する伝統と権威のある賞で、その中でも「大河内記念賞」は、特に学術の進歩と産業の発展に貢献した顕著な功績に対して贈呈されます。

 このたびの受賞は、「フェブキソスタット」が世界的に治療薬の種類が少なかった高尿酸血症・痛風治療の領域において、患者さんに新たな治療選択肢を提供したこと、約40年ぶりの日本発の新薬として世界中に導出されたこと、および革新的な生産技術を確立し、国内の医薬産業や医療の発展に貢献したことが評価されたものです。

 「フェブキソスタット」は、現在、米国や欧州、中国、東南アジア、中東など100以上の国や地域において独占販売契約を締結しており、当社は今後もこうしたグローバル展開に注力していきます。また、「フェブキソスタット」の価値の最適化に向けて、臨床研究の支援を継続するとともに、疾患啓発や治療意義の認知向上に向けた活動などを通じて、患者さんのQOL(Quality of Life)向上に貢献していきます。

当件に関するお問合せ先

帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 TEL:(03)3506-4055