2019年10月31日

関節リウマチ治療薬バイオ後続品の販売を開始

帝人ファーマ株式会社

 帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:渡辺 一郎)は、関節リウマチおよび多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎治療薬のバイオ後続品「エタネルセプトBS皮下注「TY」」(開発コード:YLB113)の販売を11月1日より開始します。

 「エタネルセプトBS皮下注「TY」」は、500例を超える関節リウマチ患者さんを対象とした第Ⅲ相国際共同治験の結果をもとに、2018年3月にYLバイオロジクス株式会社が厚生労働省に製造販売承認申請を行い、2019年3月に承認されました。本剤は、インドの医薬品メーカーであるルピンリミテッドが製造する原薬をもとに、株式会社陽進堂の100%子会社であるエイワイファーマ株式会社が日本国内の工場で製剤化しています。

 当社と陽進堂は、2018年7月に本剤に関する販売提携契約を締結しており、今後、両社共同で販売していきます。当社では、注力する「骨・関節領域」の製品ラインナップに本剤を加えることで、関節リウマチの患者さんのさらなるQOL(Quality of Life)向上に貢献していきます。

製品概要

販 売 名 エタネルセプトBS皮下注10mgシリンジ1.0mL「TY」
エタネルセプトBS皮下注25mgシリンジ0.5mL「TY」
エタネルセプトBS皮下注50mgシリンジ1.0mL「TY」
エタネルセプトBS皮下注50mgペン1.0mL「TY」
効能・効果 エタネルセプトBS皮下注10㎎シリンジ1.0mL「TY」
エタネルセプトBS皮下注25mgシリンジ0.5mL「TY」
既存治療で効果不十分な下記疾患
関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎
エタネルセプトBS皮下注50mgシリンジ1.0mL「TY」
エタネルセプトBS皮下注50mgペン1.0mL「TY」
既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
用法・用量 関節リウマチ
本剤を、通常、成人にはエタネルセプト(遺伝子組換え)[エタネルセプト後続2]として10〜25mgを1日1回、週に2回、又は25〜50mgを1日1回、週に1回、皮下注射する。
多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎
本剤を、通常、小児にはエタネルセプト(遺伝子組換え)[エタネルセプト後続2]として0.2〜0.4mg/kgを1日1回、週に2回、皮下注射する。(小児の1回投与量は成人の標準用量(1回25mg)を上限とすること)

当件に関するお問合せ先

【 報道関係のお問合せ先 】
帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部  TEL:(03)3506-4055
【 製品に関するお問い合わせ先 】
YLバイオロジクス株式会社 お客様相談室  TEL:(0120)670-027