糖尿病の薬物療法は
どんなもの?
04注射による治療
糖尿病の注射薬には「インスリン製剤」(インスリンを補う注射)と「GLP-1受容体作動薬」(インスリンの分泌を高めるホルモン「インクレチン」を補う注射)があります。
インスリン製剤は、インスリンが分泌されない場合や、食事療法・運動療法・のみ薬で良好な血糖管理が得られない場合などに用いられます。
インスリン製剤
足りないインスリンを注射で補い、血糖値を下げます。お薬が効き始める時間や、効果が持続する時間によりさまざまな種類があり、1日1回~数回を自分で注射します。
自己注射をするにあたっての注意点
インスリンの種類によって、注射を打つ回数、量、タイミングが異なります。必ず医師から指示されたとおりに使用しましょう。
GLP-1受容体作動薬
インスリンの分泌を高めるホルモン(インクレチン)と同じ働きをするお薬を注射して、血糖値を下げます。さまざまな種類があり、1日1~2回または週1回を自分で注射します。